SKD材を溶接 大阪市生野区の溶接工場

SKD 溶接依頼がありました。
皆様ご覧いただきありがとうございます。
本日はSKD材の溶接の依頼がありましたのでご紹介していきます。
SKD材は工具などによく使われる材質で、高度が求められる部品に多く使用されています。
溶接においては溶接方法を選ぶことが重要で通常TIG溶接やMIG溶接が用いられます。
溶接の温度なども重要になってくるので、SKDの特性を理解し、その特性を生かした適切な溶接技術を選択することが品質の高い溶接を実現するために必要になります。


この状態で持参されてきました。
どのような依頼内容かというと挟んである小さいブロックを溶接してほしい、という依頼です。
溶接していきます


社長からしっかり指導してもらい、溶接開始です。
溶接の棒はBKD-61Rを使いました。


まずはしっかりと予熱してあげます。そして取れないように仮止め。


余熱をしっかりして適正温度で溶接しないと少し割れてしまったりするので、しっかりと温度管理もしないといけないです。
仮止めして棒を入れたところが、少し割れてしまいました💦
しっかり補修していきどんどん溶接していきます。


しっかりと割れなく溶接していき、クランプを取って、中の方も溶接していきます。
熱を与えすぎると、だめなのでアークも切りつつちょんちょん溶接しています。

ひとまず完成!!
と思いましたが、よく見ると割れがあったので社長がしっかり修正していました。
完成後は写真を撮る前にはお客様に渡してしまっていました🙇♂️💦
このように、SKD材の溶接は、通常の材料よりも高度な知識と技術が求められます。
当社では、難溶接材に対しても、適切な余熱・溶接条件・後処理を施し、品質の高い仕上がりを実現しています。
「SKD材の溶接で困っている」「クラックが入ってしまった」などのお悩みがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
経験と実績をもとに、最適な方法をご提案いたします。